私が読んだ漫画で面白かったものを私目線でご紹介します。
今回の漫画は「魔道具師ダリヤはうつむかない」です。
※以下作品紹介のために一部ネタバレ内容が含まれます。
全くの知識を入れないで読みたい方はこの先は読まずに、作品を購読することをおすすめします。
「魔道具師ダリヤはうつむかない」はどんな漫画?
漫画「魔道具師ダリヤはうつむかない」は甘岸久弥さん著、キャラクター原案が景さんの小説をコミカライズした漫画です。
漫画は住川惠さんが書いています。
住川惠さんは漫画「魔道具師ダリヤはうつむかない」の他、漫画「レイン」も書いていますね。
あらすじ
「魔道具師ダリヤはうつむかない」は異世界転生系の漫画です。
前世は日本の家電メーカーの製造部門に就職したOLでしたが、クレーム処理に回されて激務の末死んでしまいました。
転生先は魔法が存在する世界で、魔道具師の父カルロのもとで生まれます。
前世ではうつむいて生き、うつむいて死んで死んだので、転生先では魔道具師として生きたいように生きようとしていく女性の物語です。
「魔道具師ダリヤはうつむかない」のおすすめポイントは?
「あったらいいな」を実現していく
異世界転生系の作品では現代の道具を再現する場面はよく出てきますよね?
「魔道具師ダリヤはうつむかない」では、現代日本にある給湯器やドライヤーなどの道具を異世界にある素材や技術で再現していきます。
主人公は身近の人の「こんなことに困っている」「こんなものがあったらいいのに」を、前世の記憶や現世の知識を使って製品化を実現していくのです。
利用者が喜んでいる姿を見てダリヤも喜んでいるのがとても素敵なんですよね。
いい意味で生々しい人間関係を描いている
ダリヤが17歳になった時に、実家が商会を営んでいるトビアスができます。
ダリヤの父カルロとトビアスの父は2人のために婚約させますが、結婚前日にトビアスから「好きな人ができたから婚約破棄してほしい」と結婚を破棄させられました。
それまでトビアスにとって良い妻になろうと頑張っていたダリヤでしたが、これでは前世の自分と同じであると気づいて、生きたいように生きようと決心するのです。
好きな人に合わせて我が身を滅ぼす人はリアルでもいますよね?
あなたはどうでしょうか?
この後ヴォルフという男性が登場しますが、その男性もとある理由で生きにくくさを感じていて、ダリヤと意気投合します。
今後の展開に期待です。
食事シーン
作中ではダリヤと友人の食事シーンがたくさん描かれています。
どのメニューもとても美味しそうに見えるんですよね。
読んだときに思わずお腹が鳴ってしまいました。
また、食事に合うお酒について語るシーンがあって、「この料理はこんな味でこのお酒はこんな味かなぁ」と想像するのがとても楽しいですよ。
もし腕に自信があれば、自分で再現してみてはいかがでしょうか。
アニメ化はあるの?
2021/12/2現在、「魔道具師ダリヤはうつむかない」のアニメ化の情報は私の調べた限りでは確認できませんでした。
ぜひアニメ化してほしいですね。
※2024年の夏クールにて放映開始しました。めっちゃうれしいですね!!!
またアニメバージョンのレビューを別枠で書いていきたいと思います☆
漫画「魔道具師ダリヤはうつむかない」 まとめ
「魔道具師ダリヤはうつむかない」は異世界転生系の漫画です。
前世では仕事の激務でうつむきながら亡くなった女性が、転生先の世界で魔道具師としてどのように生きていくかを描いた作品です。
よかったら一度読んでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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