2024年の夏アニメも面白いアニメが揃っていましたね☆
私も注目しているアニメはチェックしています。
この記事では漫画から入った私がアニメ「魔道具師ダリヤはうつむかない」を見た感想を紹介します。
別の記事で漫画版を紹介しましたが、漫画との違いも併せてお話しできたらと思います。
最後まで読んでいただき、作品を見ていただければ幸いです☆
※この記事では一部ネタバレが含まれます。先入観なく作品を見たい方は記事を読まずにまずは作品を見てください♪
「魔道具師ダリヤはうつむかない」はどんな作品?
あらすじ
「魔道具師ダリヤはうつむかない」は異世界転生ものの作品です。
前世は日本の家電メーカーの製造部門に就職したOLでしたが、クレーム処理に回されて激務の末死んでしまいました。
転生先は魔法が存在する世界で、魔道具師の父カルロのもとで生まれます。
前世ではうつむいて生き、うつむいて死んで死んだので、転生先では魔道具師として生きたいように生きようとしていく女性の物語です。
「魔道具師ダリヤはうつむかない」のおすすめポイントは?
「あったらいいな」を実現していく
異世界転生系の作品では現代の道具を再現する場面はよく出てきますよね?
「魔道具師ダリヤはうつむかない」では、現代日本にある給湯器やドライヤーなどの道具を異世界にある素材や技術で再現していきます。
主人公は身近の人の「こんなことに困っている」「こんなものがあったらいいのに」を、前世の記憶や現世の知識を使って製品化を実現していくのです。
利用者が喜んでいる姿を見てダリヤも喜んでいるのがとても素敵なんですよね。
仕事でも自分が関わったプロジェクトを通じて人が楽をしているのを見ると、嬉しく感じるのでとても共感しました。
いい意味で生々しい人間関係を描いている
ダリヤが17歳になった時に、実家が商会を営んでいるトビアスができます。
ダリヤの父カルロとトビアスの父は2人のために婚約させますが、結婚前日にトビアスから「好きな人ができたから婚約破棄してほしい」と結婚を破棄させられました。
それまでトビアスにとって良い妻になろうと頑張っていたダリヤでしたが、これでは前世の自分と同じであると気づいて、生きたいように生きようと決心するのです。
好きな人に合わせて我が身を滅ぼす人はリアルでもいますよね?
あなたはどうでしょうか?
この後ヴォルフという男性が登場しますが、その男性もとある理由で生きにくくさを感じていて、ダリヤと意気投合します。
漫画との違いは?
実は漫画との違いを伝えたくてこの記事を書こうと思いました。
私は住川惠さんが書いている漫画版がこの作品を知るきっかけになりました。
その漫画版との違いについて触れたいと思います。
登場人物の気持ちの表し方の違い
漫画版では登場人物の心理をその都度表現していましたが、アニメ版において心理は表現されていません。
そういった意味ではテレビの夜9時からやっている連続ドラマのアニメ版を見ている感覚でした。
(もちろん作品にもよりますが..汗)
事象をそのまま表現しているので、あの時の心理はどうだったのかな?と想像して楽しむことができますね★
色の違い
アニメの作画はとてもきれいめな印象を持ちました。
淡い色を基調とした優しい感じがします。
漫画は白黒なのではっきりとした色は表紙やカラーページのみなので比較はしにくいのかもしれませんが…
漫画の方が陰影の濃さとかカラーページを比べても、漫画の方が濃いめかなと思いました。
なんかわかりにくい表現になってしまいました笑
展開の違い
心理を表現しないことで早いテンポで物語が展開されていく印象を持ちました。
各場面の「間」がない。
後半になるにつれて、より物語のテンポが速くなったように感じます。
展開が早すぎて視聴者が置いてけぼりにされていないか心配になりました。
negi的にはどうだったか・・・
※あくまで私個人の主観です。
私個人的にはアニメ版への印象は、もう少し登場人物の心理も描いてほしい!と思いました。
展開が早くて物語を追いやすいという面はあるかもしれませんが、あまりにも間がなすぎて見ている側が何かを感じる前に次の場面に進んでいる感じです。
いろいろなことを考えたり、感情移入したりする間も無く淡々と進んでいくのはあまり得意ではありません。
心理が描かれなくても場面間の「間」がほしいところです。
原作小説ではどうなのだろう
さまざまなメディア化によって、そのメディアにあった構成になるように工夫されていると思うので、メディアによって展開は異なることが多いです。
特にこの作品はより顕著な気がします。
まだ原作小説を読んだことがないので、これから読んでみたいと思っています。
原作・漫画・アニメの違いを楽しめたらいいなと今から楽しみです。
まとめ
この記事ではアニメ「魔道具師ダリヤはうつむかない」についてあらすじや感想を書いていきました。
原作小説も読んでみたいと思います。
その時はまたレビュー出来たらいいな☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント